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【ご自宅訪問ブログ vol.5】[前編] 17年前の見学会から始まった、施主さまとのつながり!

2021年5月18日

こんにちは。幸三建設の小田美恵子です。

コロナ禍にあり、まだまだ油断のできない日々ですが、いかがお過ごしですか。皆さまの家づくりのヒントに繋がりますようにとお届けしている「ご自宅訪問ブログ」。vol.5もやっぱり木の家!施主さまのご希望をたっぷり実現させた雨楽な家をご紹介します。[前編][後編]に分けてお送りします。どうぞよろしくお願いいたします。

 

今回は施主ご夫妻との出会いから・・・。

出会いは何と17年前に遡ります。幸三建設の雨楽な家のモデルハウスを建てた頃に、ご夫婦で見学に来てくださったのが始まりでした。お二人はもともと木の家がお好きだったようで、モデルハウスをご覧になって「木の家ってすごくいいな〜」と思われたようです。でもこの時はまだまだ家を建てるという段階ではありませんでした。まだお子さんも誕生していない頃の話で、漠然と「いつか家を建てたいな〜」という願いを抱いて来てくださったとのこと。

やがて時が経ち、いよいよ家を建てたい!というタイミングが訪れました。でもその時は残念ながらご実家のご都合もあって見合わせることになってしまいました・・・。そして、三度目の正直、ではないですが、家を建てたいという思いが膨らんだタイミングの三回目についに実現したのがこちらのお宅です。

三回目のタイミングでも、「やっぱり木の家がいいな〜」ということで、雨楽な家の名古屋の展示場にも行ってくださいました。

最初の「木の家がいいな〜」という思いがずっと変わることなく、「なんとなくいいな〜」と思い描いたり、「いつかはきっと!」と考えたりした憧れや願いが実現するなんて本当にステキなことですね。幸三建設も家づくりのお手伝いができて本当に幸せ。三回目に叶った幸せと幸三建設。なんとぴったり!!(笑)。

 

さて、ご家族はご夫婦と中学生のお子さまが一人の三人家族で、ご夫婦共働き。

今回、弊社に決めてくださるまでには、家づくりの勉強期間もたっぷりあったでしょうし、思いは人一倍おありになったはず。ハウスメーカーさんへも見学に行かれたそうですから、楽しくも悩ましい時間といいましょうか・・・どこの工務店がいいのか?ハウスメーカーがいいのか?と考えることがたくさんあったことでしょう。

 

こちらの施主さまの場合は「木の家が好き!」ということで、国産材をふんだんに使い、漆喰壁や土間など日本の住まいの良いところを取り入れた雨楽な家を当初から気に入っていらっしゃったようですが、当社では壁をクロスで仕上げるお家もやっておりますので、そちらのお宅も見学していただきました。どっちも見て感じて、比べていただいて・・・。

そもそも木の家が好きな方なので、とても悩んでおられました。もちろんご予算のこともありますから。でも、結果的には・・・お子さんが「木の家じゃないといやだ!」ということで、それが決め手になったようです。お子さんは雨楽な家の見学会にいったときには、木の家のなかでゴロゴロと寝転がって気持ち良さそう・・・、でも大壁のモデルハウスだとすぐに出てしまったとか。子どもさんは本当に正直ですね(笑)。木の香りや漆喰の調湿効果がもたらす心地よさを、こころと体で感じとられたのでしょうか。お子さんのその素直な反応と言葉に、さすがはご両親!雨楽な家に決めてくださいました。

17年前の最初のご見学時には誕生していなかったお子さんが、今回の家づくりの決定ではキーパーソンになったという(笑)、これも本当にステキなお話です。

 

ところで、お施主さまは土地からお探しでした。ご自身でもいろいろと探してこられましたので、その土地を想定したプランもご提案しました。お探しのエリアに当社も分譲地がありましたのでご紹介してプランを書いてみたところ、最終的には土地も幸三建設で扱わせていただくことに決まりました。

ご予算よりも少しだけ高いので、最後までとても悩まれていましたが、お家が完成した今は、大満足!!とのことで、私たちも本当にうれしく思っています。このあたりは住宅地で密集地もありますが、ここは広々としています。駅も近くにあり便利でいいところだと思います。

土地も決まり、プランを練っていく時は、やはり三回目で叶えられる家づくりですからお施主さまも積極的にご参加くださいました。ご自身でプランを書かれたり、家具のサイズもご自身で調整されたり。本棚とか机、カウンターなど高さなどの調整にもこだわりがたくさん入っています。

家全体を通じてのご希望としては、「暗い家は嫌いなので明るくして欲しい!」ということ。そのため吹き抜けを作って、東側になるべく開口部を設けて日の光がたくさん入るようにしました。キッチンの上も天窓がついていますが、それも家の中を明るくするための工夫です。キッチンが明るいのは気持ちがいいものですね。うらやましい!

とにかく日の光がたくさん、たくさん入るようにして、こんなに窓を多くしなくてもよいのでは?と思ったくらい(笑)。でも、どこからも光が入るようにしてほしいというのがお施主さまの最大の希望でしたので、全力で考えました。家が完成した時、施主さまのご感想は・・・「こんなに明るいとは思わなかった!」とのこと。大変喜んでいただいています。

施主ご夫妻が共働きというお話は先ほどしましたが、ご主人も奥さまもテレワークが多いお仕事。新居ではお二人それぞれがテレワークできる場所を確保しました。Withコロナの時代に入ったこともあり、また今後はますますテレワークでのお仕事は大切なことになっていくでしょうから、建てる時からそういったスペースをつくることはいいですね。テレワーク用のスペース以外にも、お施主さまからのご要望で、新しい時代の生活様式に見合う要素も入っています。その話のつづきは後編で・・・。

工事中も、毎週土日は現場に来られて、直接大工さんとお話をされていたお施主さま。まさに家づくりの楽しさを堪能された様子もお伝えできればと思います。どうぞお楽しみに!

 

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